AGRA/アグラの特長
特長1現状のシステム、マスタ、コードなどの変更が不要
AGRAでは、異なるコードの差異をモデル化した「辞書」を作成し、辞書とデータベースのマッピングを行うことで生データを統合、共有化する。そのため、現状のシステムに変更を加える必要は一切なく、データの統一定義(辞書の作成)も簡単に実行できる。
例えば、生産部門ではA製品のことを「ATX」、販売部門では「JJ1」、営業部門では「XYZ」というように、別々のコードで管理していたとする。AGRAでは辞書で「A製品」を“モデル”として定義し、「ATX」「JJ1」「XYZ」が同じ製品であることをマッピングで関連付ける。
更に、データそのものではなく、メタデータ(データに関連する情報)と関連付けることで、辞書で「A製品」を検索すれば、「ATX」「JJ1」「XYZ」の情報を確認することができる。

特長2新規マスタの簡易統合を実現する高度な拡張性
一般的なシステム連携では、データを追加すると既存のプログラムをすべて見直さなければならず、膨大な手間がかかる。また、記号や言葉の羅列で表現されるコードは、誰もが簡単に理解できるものではない。
ところが、ビジネスの「ものの考え方」によってデータが表現されるAGRAでは、業務モデルが誰でも直感的に理解でき、データはそのモデルによって一元的に管理されるため、新しいコードも簡単に追加できる。
例えば、「販売」「顧客」「生産」の3つを属性(共通要素)とするコード体系に、新しく「在庫」といったコードが追加された場合でも、増えた属性のみをプロパティから加えるだけで対応が可能となる。
そのため、複数の工場を統合したり、M&Aで異なる事業体を統合した場合でも、既存のマスタを変更することなくマスタ統合が実現する。

特長3業務モデルの熟成による資産化の実現
一般的なコードはシステムを改変すればするほど複雑化が進み、可読性が低下していく。
AGRAで、一度統合を行ったデータは、開発、マーケティング、セールスなど複数部門で共有が可能になり、活用すればするほど、オントロジーモデルと辞書が進化していく。これにより、業務モデルの熟成・拡充が進むため、AGRAモデルが企業の中で「データの拠りどころ」となり資産化されていく。
特長4データベースを変更することなく関連データを芋づる式に取得
AGRAは、コードの意味要素を形式、規格、チャネルなどに分解することにより、要素による横断分析を実現している。そのため、1つの要素からビジネスの概念でつながったクラスをたどることで、関連するデータが芋づる式に抽出できる。
例えば、ある製品にリコールが発生した場合、いち早く原因を突き止めなければならないが、通常検索では製品名の特定までが限界だ。
ところがビジネスの概念でデータがつながっているAGRAならば、製品名を特定した後、その製品を製造した工場やリコールの原因となった部品、更には部品の管理者、調達先、納入日などのデータを次々と芋づる式に取得できるため、短時間での問題特定が可能となる。





